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さ行
【シェイプ・オブ・ウォーター】ネタバレ感想と考察|大人も気まずくなるシーン多め|半魚人と人間の愛がリアルで純粋
「シェイプ・オブ・ウォーター」は2017年に発表されたギレルモ・デル・トロ監督の作品です。 クリーチャーを描く名匠として知られるデル・トロの作品の中でも、最も評価が高い作品のひとつです。 アカデミー賞監督賞他、ゴールデングローブ賞など世界の映画賞を受賞したことでも大きな話題になりました。 映画の色合いや雰囲気だけだと、半魚… -
ま行
ホラー好き必見「MAMA」ネタバレ感想と考察|母性とは?を問う良作ホラー|少女の眼鏡にも注目
「MAMA」は2013年に発表されたギレルモ・デル・トロ製作総指揮のホラー映画です。 黒く細長い女の動きがあまりにも不気味で恐ろしく、その動画は当時話題になりました。実は恐ろしいその女はCGやVFXに思えますが実在の俳優で、しかも男性! 詳しくはみどころで説明しますが、ホラー好きにはたまらない恐怖を味合わせてくれる秀逸な作品で… -
さ行
【ザ・セル】ネタバレ感想と考察|猟奇的殺人者の夢の中をのぞいてみよう
「ザ・セル」は2000年に公開されたSF映画です。 ジェニファー・ロペスなどの豪華キャストと、独特かつ猟奇的な世界観があまりにも衝撃的で世界中で注目されました。 「他人の意識に入り込む」設定の映画だけあって、精神世界でのキャラクターの容姿や衣装はとても個性的。アカデミー賞ではメイクアップ賞、MTVムービー・アワードでは衣装賞に… -
か行
コララインとボタンの魔女【ネタバレ感想と考察】夢の中の世界で体験する恐怖|親子の葛藤も必見
「コララインとボタンの魔女」は2010年にアメリカで作られたアニメ映画です。 イギリスのSF作家ニール・ゲイマンによる原作でヒューゴー賞を受賞しています。 監督は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズで修業を積んだヘンリー・セリック。 40年以上経ってもカルト的な人気を誇る「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(ティム・バートン… -
か行
【グレートウォール】ネタバレ感想と考察|饕餮(とうてつ)はクリーチャー好き必見レベル
「グレートウォール」は2016年にアメリカ・中国合作にて公開されたアクション映画です。 マット・デイモン主演のチャン・イーモウ監督という、豪華な組み合わせで映画ファンは見逃せない一作となりました。 脇を固めるのは「スパイダーマン」「ジョン・ウィック」のウィリアム・デフォー、「少林サッカー」「インファナル・アフェア」のアン… -
は行
【ハムナプトラ2/黄金のピラミッド】ネタバレ感想と考察|女同士の戦いにスカッと|家族で安心して見られる
「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」は2001年に公開された「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の続編です。 メインキャストは前作のまま、ミイラの迫力や古代文明の謎などスケールアップしています。前作が気に入った人は続編もきっと楽しめます。 ただ、実は主人公がエジプトの聖戦士だったというオチのあたりは無理やり感があり、個人的には… -
は行
【ハムナプトラ/失われた砂漠の都】ネタバレ感想と考察|虫はトラウマ注意!本格ミイラアクション大作
「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」は1999年に公開されたアクション・ファンタジー映画です。 「ミイラ映画と言えばこれ」を1990年代以降に確立させた映画であり、ミイラ映画の有名作品はこれ以降もあまり多くはなく、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」(2017年/トム・クルーズ主演)くらいです。 時代もありVFXは若干合成感が強めではある… -
あ行
【イット・フォローズ】ネタバレ感想と考察|死ぬまで追ってくるアレは「手軽な性」への警鐘?
「イット・フォローズ」は2014年のアメリカ映画です。 感染した(呪われた)本人にしか見えない「アレ」が、本人が殺されるか呪いを移すまでひたすら追い続ける…。というシンプルながら恐怖の底が深いストーリーです。 一度見ただけではそんなに怖くない気がするのに、なぜだか忘れられず、思い出してしまう…。そして夢に出てきそうな奥深い… -
さ行
【SMILE スマイル】ネタバレ感想と考察|「呪いの連鎖」好きは最高!トラウマ級の笑顔が怖すぎ
「SMILE スマイル」は2022年に公開されたアメリカのホラー映画です。 ほぼ無名だったパーカー・フィン監督により低予算で作られた本作は、予想外のスマッシュヒットとなり、2024年10月には続編も公開予定。 ホラーを楽しむにはありがたい分かりやすいストーリー、恐怖が途切れることのないテンポよい進行、物語が進むほどに恐怖が掻き立てら… -
は行
2017年版【フラットライナーズ】ネタバレ感想と考察|怖くないホラーとして楽しめるかも?内容は薄いので要注意
「フラットライナーズ」は2017年に公開されたSFホラー映画で、1990年にヒットした同名作品のリメイクです。 1990年の作品ではキーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィンと今では豪華すぎるキャスト。監督は「評決のとき」など深みのあるサスペンスで知られる故ジョエル・シュマッカー。…
映画記事の一覧
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ま行
【MEG ザ・モンスター】ネタバレと考察|ステイサムはサメ相手でも最強
「MEG ザ・モンスター」は2018年のワーナー・ブラザースによる映画です。 絶滅したはずの古代巨大サメ「メガロドン」と、人類最強のステイサムが戦うパニックアクション映画。ステイサムはついに人間との戦いを超え、古代生物も制覇してしまうようですね。... -
た行
斬新なエイリアン【第9地区】ネタバレ感想と考察|差別への痛烈な風刺
「第9地区」は2010年公開のワーナー・ブラザース映画です。 これまでのエイリアン映画と一線を画した、ドキュメンタリー風の作品であることで注目を浴びました。 また「エビ」と呼ばれるエイリアンの姿は斬新かつ素晴らしいVFXで世界を魅了したことで、ア... -
か行
【キャビン】ネタバレ感想と考察|人類の浅はかさを描いているけど、メインは名作オマージュ
「キャビン」は2012年公開のホラー映画です。 「クローバーフィールド/HAKAISHA」「オデッセイ」を手がけたドリュー・ゴダード監督、「アベンジャーズ」シリーズに携わったジョス・ウェドンによる製作とです。 映画自体は日本では大きなヒットはなくB級映... -
あ行
【アナイアレイション -全滅領域-】ネタバレ感想と考察|進化って何?多様性が行き過ぎる斬新なSF映画
「アナイアレイション -全滅領域-」は2018年公開の映画で、ジェフ・ヴァンダミアによる小説『全滅領域(英語版)』を原作としています。 「ザ・ビーチ」や「 28日後…」シリーズをダニー・ボイルとともに手がけたアレックス・ガーランドが監督をつとめてい... -
あ行
【オール・ユー・ニード・イズ・キル】ネタバレ感想と考察|タイムループの疑問は色々残るけど楽しめる
桜坂洋のライトノベルを原作として、 トム・クルーズが主演したことで大きな話題となった一作です。 2014年発表の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、「ボーン」シリーズや「Mr.&Mrs. スミス」をてがけたダグ・リーマンが監督をつとめています。... -
ま行
映画【ミスト】ネタバレ感想と考察|歴史に残るムナクソ映画|大切な人を守りたいとき、どうする?
「ミスト」は2007年公開のスティーヴン・キング原作、フランク・ダラボン監督の作品です。 スティーヴン・キングの強引だけど没入できる世界観と、絶句してしまうラストの衝撃が忘れられなくなる一作です。 登場する異世界(恐らくそういう設定)からの虫...