-
【REC/レック】ネタバレ感想|マンション最高階の異形は必見!怖すぎる85分
「REC/レック」は2007 年のパニックホラー映画です。 「ゾンビ映画」での代表作。そして「クローバーフィールド/HAKAISHA」「アンフレンデッド」などと同じ撮影手法の「POV」もしくは「モキュメンタリー」映画です。 「POV」「モキュメンタリー」映画とは…1人称視点でドキュメンタリー的に描かれ、まるで実話のように作り上げられたフィクシ… -
【REC/レック2】ネタバレ感想|明かされる感染の正体|ゾンビではなかった恐怖の根源とは
「REC/レック2」は2009年のスペイン発のホラー映画「REC/レック」の続編です。 「バイオハザード」シリーズと並ぶゾンビ映画の代表作シリーズの2作目。前作の直後から始まるストーリーなので、1を見た後にすぐ楽しめる続編になっているのがありがたい! B級ホラーの続編はキャラクターも設定も変わってることが多くて、本作のように前作の直… -
【サイド・エフェクト】ネタバレ感想と考察|全部ひっくり返される!ソダーバーグのサスペンスに没頭
「サイド・エフェクト」は2013年に公開された、アメリカのサイコスリラー映画です。 「オーシャンズ」シリーズや「コンテイジョン」などでの巨匠スティーヴン・ソダーバーグの作品です。あまりにも有名な作品が多い監督だからか、本作はそこまで有名ではないかもしれません。 「抗うつ薬の副作用」をテーマにストーリー展開していくかと思い… -
【バイオハザードIII】ネタバレ感想と考察|ただのゾンビ映画じゃない!アリスの覚醒と人間ドラマに注目
「バイオハザードIII」は2004年に公開されたアクションホラー映画で、「バイオハザード」シリーズの第3作目です。 日本の大人気ホラーゲームを映画化した一作目が大ヒットし立て続けに公開されたシリーズ。ゲームの世界観を楽しめるよう作りこまれているシリーズですが、個人的には本作あたりからゲームとの乖離がより目立つようになってきた… -
【チアーズ!】ネタバレ感想と考察|笑って泣ける!イッキ見必須の青春ムービー
「チアーズ!」は2001年に公開された青春ドラマ映画です。 主演でヒロインのキルスティン・ダンストは、本作後の「スパイダーマン」シリーズで大ヒットしたハリウッド女優。 本作でのイメージである純真さがぴったりのキルスティン・ダンスト。若さ溢れる美しさばかりでなく、チアリーディングでも文句ないアクションを魅せてくれます。 高校… -
【バイオハザードII アポカリプス】ネタバレ感想と考察|アクション強めなゾンビ映画
「バイオハザードII アポカリプス」は2004年に公開されたアクションホラー映画で、「バイオハザード」の続編です。 日本の大人気ホラーゲームを映画化した一作目が大ヒットし立て続けに公開された続編。前作に引き続きゲームの世界観やキャラクターが活かされたヒット作となりました。 中でも、ゲーム内の「ジル・バレンタイン」を演じた女優… -
【バイオハザード(2002)】ネタバレ感想と考察|ゾンビ映画の入門はここから
「バイオハザード」は2002年に公開されたアクションホラー映画です。 日本のゲーム会社「カプコン」の代表作であるホラーゲームをハリウッドで映画化し、ゾンビ映画の代名詞とも言えるシリーズとなりました。 シリーズ作品としては非常に長く、計6作品でラストまでかけてしっかり物語を完結させる希少なシリーズです。第一作目の監督をつとめ… -
【新感染 ファイナル・エクスプレス】ネタバレ感想と考察|時速300km内のパンデミックが最高にハラハラできる
「新感染 ファイナル・エクスプレス」は2016年のパニックホラー映画です。 本作が他のゾンビ作品と一線を画しているのは、猛スピードの密室である新幹線内で感染が爆増していくという、他作品にはない設定です。 猛スピードかつ密室内という設定が、ハラハラをより駆り立てます。加えて、ヒューマンドラマもしっかり練りこまれているので、韓… -
【着信アリ】ネタバレ感想と考察|ねじられて殺されるシーンは衝撃的|虐待への警鐘であもある
「着信アリ」は2004年公開のホラー映画です。 大ヒットホラー映画であり、本作のリメイク版「ワン・ミス・コール」も公開されるほどの人気作。それも納得、日本が誇る狂気とバイオレンスの鬼才、三池 崇史監督が本作を手掛けています。 三池監督だけあって、エグめのシーンも印象的(多くはないですが)。主人公の女友達が、テレビ生中継中に… -
【グエムル 漢江の怪物】ネタバレ感想と考察|韓国発魚的モンスター
「グエムル 漢江の怪物」は2006年のパニックホラー映画です。 「パラサイト 半地下の家族」で世界に名をはせたポン・ジュノ監督が注目をあび始めた頃の作品です。 ポン・ジュノ監督とソン・ガンホは、「殺人の追憶」で初めてタッグを組み、それ以降本作を含め「スノーピアサー」「パラサイト 半地下の家族」で名作を生み出しています。 「ス…
映画記事の一覧
-
【ラストサマー】ネタバレ感想と考察|犯人は意外な人物|ドンデン返しもいいけど夏はB級ホラーが楽しいよね
「ラストサマー」は1997年に発表されたジェニファー・ラブ・ヒューイット主演のホラー映画です。 若者が惨殺される青春ホラーがはやっていた1990年代に公開され、同ジャンルの中でも最も有名になった作品のひとつ。近い時期に「スクリーム」「パラサイト」... -
【スプライス】ネタバレ感想と考察|親子のきずなをダークに突き詰めたら恐ろしい結末に
「スプライス」は2009年に発表されたギレルモ・デル・トロ製作総指揮のSFホラー映画です。 デル・トロ作品の中でもややマイナーかもしれないですが、作品にこめられたテーマやクリーチャーの個性はやはりデル・トロならでは。 本作は「ガッツリ」クリーチ... -
ホラー好き必見「MAMA」ネタバレ感想と考察|母性とは?を問う良作ホラー|少女の眼鏡にも注目
「MAMA」は2013年に発表されたギレルモ・デル・トロ製作総指揮のホラー映画です。 黒く細長い女の動きがあまりにも不気味で恐ろしく、その動画は当時話題になりました。実は恐ろしいその女はCGやVFXに思えますが実在の俳優で、しかも男性! 詳しくはみ... -
【シェイプ・オブ・ウォーター】ネタバレ感想と考察|大人も気まずくなるシーン多め|半魚人と人間の愛がリアルで純粋
「シェイプ・オブ・ウォーター」は2017年に発表されたギレルモ・デル・トロ監督の作品です。 クリーチャーを描く名匠として知られるデル・トロの作品の中でも、最も評価が高い作品のひとつです。 アカデミー賞監督賞他、ゴールデングローブ賞など世界の映... -
【ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー】ネタバレと感想|ヒーローたちの生きざまが豊かに描かれる|それぞれの成長にもフォーカス
「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」は2008年に発表されたギレルモ・デル・トロ監督の作品で、2004年の「ヘルボーイ」続編です。 前作を引き継いだストーリーとキャスト、同監督にて、前作の世界観をよりパワーアップさせたスケール感、モンスターなど魅... -
【ヘルボーイ(2004)】ネタバレ感想と考察|クリーチャーを超楽しめる!|見た目にとらわれず自分らしく生きる
2019年にリブート作品として同名映画が発表されていますが、オリジナルはギレルモ・デル・トロ監督の本作です。 アメコミを映画化し新しいダークヒーローを描いたデル・トロの世界観が話題を呼びました。 ストーリーに登場する地獄のモンスターの数々は個... -
最恐【コンジアム】ネタバレ感想と考察|バズり狙いの愚かな行動が招く結末を知れ
「コンジアム」は2019年の韓国映画です。 CNNが選出した世界7大心霊スポットにも数えられた実在の廃病院「コンジアム精神病院」を舞台にしたホラー映画です。 同日公開された「レディ・プレイヤー1」を抑えて、その週の興行成績1位を獲得したことでさらに... -
【ジーパーズ・クリーパーズ】ネタバレ感想と考察|説明されないままのクリーチャー|でもなぜか面白い
「ジーパーズ・クリーパーズ」は2001年のアメリカ映画。 製作総指揮はフランシス・フォード・コッポラであることで話題になった一作です。一目瞭然なB級映画ながら、ホラー好きなら見ずにはいられないのは、この監督の名前があったあったからという人も多... -
【スケアリーストーリーズ 怖い本】ネタバレ感想と考察|王道ホラーの中で、誰もが抱える葛藤を解きほぐす青春映画
「スケアリーストーリーズ 怖い本」は2019年のアメリカ・カナダ映画。 脚本・制作のギレルモ・デル・トロは第90回アカデミー賞で4冠を達成した「シェイプ・オブ・ウォーター」を手掛けたほか、「パシフィック・リム」や「パンズ・ラビリンス」などで知ら... -
タイムループもの【サウンド・オブ・サンダー】ネタバレ感想と考察|超B級映画が訴える、行き過ぎた科学への警鐘
「サウンド・オブ・サンダー」は2005年のアメリカ映画です。 「レリック」「 エンド・オブ・デイズ」などサスペン映画で定評のあるピーター・ハイアムズ監督に、キャストは「プライベート・ライアン」などのエドワード・バーンズ、往年のオスカー名優ベン...