「MAMA」は2013年に発表されたギレルモ・デル・トロ製作総指揮のホラー映画です。
黒く細長い女の動きがあまりにも不気味で恐ろしく、その動画は当時話題になりました。
実は恐ろしいその女はCGやVFXに思えますが実在の俳優で、しかも男性!
詳しくはみどころで説明しますが、ホラー好きにはたまらない恐怖を味合わせてくれる秀逸な作品です。
恐怖をかきたてる演出はデル・トロならでは。
ホラー映画を見るなら必ず通っておいてほしい一作です。
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映画「MAMA」の作品概要とあらすじ
作品概要 | 詳細 |
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製作年 | 2013年 |
映画ジャンル | ホラー |
監督 | アンディ・ムスキエティ |
製作総指揮 | ギレルモ・デル・トロ |
原作 | アンディ・ムスキエティ |
キャスト | アナベル – ジェシカ・チャステイン ルーカス / ジェフリー – ニコライ・コスター=ワルドー ヴィクトリア – ミーガン・シャルパンティエ リリー – イザベル・ネリッセ ドレイファス博士 – ダニエル・カッシュ ママ – ハビエル・ボテット |
投資仲介会社の経営者であるジェフリーは経営難の末に精神を病み、共同経営者銃殺した上、自身の妻も殺害。
三歳の長女ヴィクトリアと一歳の次女リリーを連れて車で雪深い山の中へ逃亡するも、山道は雪で凍りついていたためタイヤがスリップし木々の中に車が滑り落ちて行ってしまう。
ジェフリーは娘2人を連れて森の中で「ヘルベチア」という表札のかかった山小屋を見つけて非難し、暖炉に火をつけ娘たちは身を寄せ合って暖まっていただが、ジェフリーは心を病んで泣き崩れていた。
ついにジェフリーは娘たちとともに心中を決めたのか、娘たちの背後から銃で撃とうとかまえる。
そのときジェフリーの背後に黒い影が現れ彼の頭をつかみ首をへし折ってしまった。
娘たちが気づかぬうちに、黒い影は絶命したジェフリーをどこかへひきずっていった。
父親不在で日が暮れ暗くなっていく山小屋で震える娘たちだったが、どこからかさくらんぼが転がってくる。
それを拾っては食べ、いくつものサクランボが転がってくる先には女性らしき黒い影がたたずんでいた。
それから5年…。
ジェフリーの弟ルーカスは、行方不明になった兄と姪っ子たちを私財を消費しながら探し続けていた。
ルーカスの恋人アナベルは彼と同棲しながらも夫婦として自分たちの子供をのぞんでいた。
ルーカスが雇われ捜索を行っていた2人組は、ある日偶然に山の中で「ヘルベチア」にたどり着き、そこで野生と化した2人の娘を見つける。
娘たちは四つん這いで走り回り唸り声をあげ、獣のようになっていた。
娘たちが保護された病院へかけつけるルーカスとアナベル。
彼女たちを担当しているドレイファス博士によると、行方不明時物心がついていたヴィクトリアは言葉を理解できているが、妹のリリーは当時1歳だったため言葉の習得もほぼなく今後が不安であることを告げた。
数か月後、大叔母のジーンが2人の親権を主張していたが、ルーカスはドレイファス博士の手助けによりヴィクトリアとリリーを、アナベルとともに育てていく権利を得ることができた。
そしてルーカスはアナベルとともに、2人の姪っ子たちと一軒家に住み替え新しい生活がスタート。
リリーは変わらず野生児のような状態だったが、ヴィクトリアは生活に少しずつなじもうとしている様子が見えた。
しかし、2人は部屋にこもって「2人以外の誰か」と楽しそうに遊んでいる様子があったり、壁に向かって話しかけていたりと、不気味な状況が続き、「ママがいるのよ」と2人とも言うためアナベルは気味悪がっていた。
ある日、寝室の外を大人のような影が横切ったのを目撃したアナベルは、ルーカスを置いてそれを調べに寝室を出た。
1人になったルーカスは、突如壁から現れた黒い影に階段から突き落とされ重傷で入院することになる。ルーカスが不在になったことで、いよいよ家での怪奇現象が増えアナベルは不安が増していく日々。
「ママ」は、ヴィクトリアがアナベルに心を開き始めていることに嫉妬し、少しずつ彼女を追い詰めようとする。
一方でドレイファス博士は「ママ」が怨念で悪霊であると推察しその背景を調べていた。
ヴィクトリアに催眠療法で話を聞きただしたところ、「ママ」は昔、「気の毒な人たちの病院」から赤ん坊を連れ出し逃げた、という話があった。
あまりにもその話がリアルだったので博士が調べてみたところ、18世紀に実際に山小屋付近で起こっていた事件だった。
真実に行きつこうとしたドレイファス博士だったが、無残にも「ママ」に殺されてしまう。
そしてリリーもアナベルに心を開きだしたとき、ついに「ママ」はアナベルに襲い掛かり…。
映画「MAMA」のネタバレ感想
引用:IMDb
ジャパニーズホラーに近いリアルな恐怖!トラウマになる可能性もあり
洋画ホラーは、日本人にとってはなかなか「すごく怖い!」と思えるものは多くないかも。
洋画ホラーはびっくりさせるのがメインだったり、無理やり展開で突っ込みどころ満載だったり、邦画ホラーとジャンルが違う感じがしますよね。
でも「MAMA」はその点心配なし!
ホラー好きなら絶対にチェックしておいてほしいリアルな恐怖がしっかりつまってます。
「ママ」は前半では黒いもやっとした影で描かれていますが、謎が解けていくうちに姿が明瞭になっていきます。
その恐ろしさは、なんだか邦画ホラーの代表作である「呪怨」を思い出す感じです。
「部屋の隅の暗闇に何かひそんでいるのでは」を恐怖をかきたてる演出は邦画そのもの。
何といっても一番怖いのは、部屋の奥にたたずむ黒いママが、振り向いた瞬間にすごい速さで体をねじらせて迫ってくるところ!
一時期GIFでもずいぶん取り上げられていたような。
思わず叫んでしまうこと間違いなしのシーンは要チェックです。
魅力的なキャスト|実は実在する男性が「ママ」!
引用:IMDb
本作で注目されたキャストはアナベル役のジェシカ・チャステイン。
ジェシカ・チャステインは「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」「ゼロ・ダーク・サーティ」で有名になり、2021年の「タミー・フェイの瞳」でオスカーを受賞している名女優です。
ロックンローラーな女性役を演じた彼女が実質本作の主演と言える活躍ぶりで、彼女の恋人であるルーカスは正直ほぼ空気な存在でした笑
そして恐怖な存在である「ママ」を演じているのは、実は男性!
ハビエル・ボテットという俳優が演じており、彼は幼い頃に難病のマルファン症候群にかかったことで、2メートル以上の長身でありながら体重は45キロと非常に細長い体型を持っています。
引用:IMDb
その細長い体型を活かして、ハビエル・ボテットは数多くのホラー映画でクリーチャー役を演じている珍しい俳優です。
出演作品には「REC/レック」シリーズや「クリムゾン・ピーク」「IT/イット “それ”が見えたら、終わり」シリーズなど有名作品ばかり。
彼は指も大変細長いので、本当にクリーチャー役がぴったりですね!
考察|姉ヴィクトリアが眼鏡をしているタイミング|母性の本質を問う
ヴィクトリアとリリーの姉妹は、父親に連れていかれた山小屋で幼少期(姉3歳・妹1歳)からMAMAに育てられてました。
ちなみに父親は経済的に追い詰められ、山小屋で無理心中しようとしていたけれどMAMAによって惨殺されています。
5年後、姉妹たちは保護されアナベルたちと生活するのですが、姉ヴィクトリアは近視のため眼鏡をしています。
そもそもヴィクトリアは先天性の近視のため眼鏡がなければ世界がにじんで見えるような状態。
眼鏡なしで過ごした山小屋での5年間、彼女はMAMAをしっかりと目視できていなかったので、その異様さを理解していなかったと考えられます。
そして山小屋から保護され人間的な生活をするようになってからも、MAMAを見ているときは眼鏡をしてないんですよね。
つまりはヴィクトリアは、山小屋での5年間とMAMAの異常さを理解していたと考えられます。
ヴィクトリアは本来眼鏡がなければまともに生活できない近視なので、彼女にとって眼鏡は人間らしい生活を象徴するものと言えるのでしょう。
そんなヴィクトリアとリリーを山小屋で母親として育てた(と言えるかどうかは微妙)幽霊であるMAMAは、精神を病んで自分の子供を殺したという過去を抱えていました。そして幽霊になってからも自分だけの子供を得るためにさまよっていたのです。
一方、姉妹を引き取ったアナベルは一見子供嫌いにも見えますし、当初は姉妹を引き取ることにもしり込みしていました。
しかし、どんなときも姉妹を心配し守ろうと思慮することで、徐々に姉妹の心を溶かし信頼を築いていきます。
MAMAとアナベル、どちらも母親らしい愛情あっての行動に違いないはずなのに、狂喜と守護に分かれてしまう…。
母性の深さと謎を感じる本作は、見終わったあとにもなんだか考えさせられます。
まとめ
ここまで、映画「MAMA」の魅力やあらすじを説明しましたが、いかがでしたか?
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