ゆきまき– Author –
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【クローバーフィールド HAKAISHA】ネタバレ感想と考察|リアルな人間心理とラストに隠された真実
「クローバーフィールド HAKAISHA」は2008年のアメリカ映画です。 POVがメジャーになってきた頃の作品で、とてもリアルでありながらモンスターもしっかり撮影されているという、違和感のないPOV映画です。 POVとは…「Point of View」の略で、撮影手法を指... -
【イット・フォローズ】ネタバレ感想と考察|死ぬまで追ってくるアレは「手軽な性」への警鐘?
「イット・フォローズ」は2014年のアメリカ映画です。 感染した(呪われた)本人にしか見えない「アレ」が、本人が殺されるか呪いを移すまでひたすら追い続ける…。というシンプルながら恐怖の底が深いストーリーです。 一度見ただけではそんなに怖くない気... -
【ライト/オフ】ネタバレ感想と考察|子供の頃、暗闇って怖かったよね
「ライト/オフ」は2016年のアメリカ映画です。 暗闇から迫る恐怖を描く、ジワジワ怖いホラーです。ハリウッドのよくある「ビックリ」系ホラーではなく、いつの間にか迫ってくる闇が恐怖を駆り立てます。 誰しも子供の頃は暗闇が怖ったことを思いだして、夜... -
【28週後…】ネタバレ感想と考察|続編は人の怖さをよりエグめに描いてます!
「28週後..」は2007年のイギリス映画です。 「28日後…」の続編であり、前作のその後の世界を描いてはいますが、登場人物も作風も大きく異なります。 前作で監督をつとめたダニー・ボイルは、前作脚本のアレックス・ガーランドとともに製作総指揮にまわり、... -
【28日後…】ネタバレ感想と考察 |猛ダッシュのゾンビよりも、人が本当に怖いことを教えてくれる
「28日後...」は2002年のイギリス映画です。 監督は「ザ・ビーチ」や、「スラムドッグ$ミリオネア」「スティーブ・ジョブズ」とヒット作を作り続けるダニー・ボイル。 脚本はアレックス・ガーランドで、何度もダニー・ボイルとタッグを組んでおり、自身監... -
【MEG ザ・モンスター】ネタバレと考察|ステイサムはサメ相手でも最強
「MEG ザ・モンスター」は2018年のワーナー・ブラザースによる映画です。 絶滅したはずの古代巨大サメ「メガロドン」と、人類最強のステイサムが戦うパニックアクション映画。ステイサムはついに人間との戦いを超え、古代生物も制覇してしまうようですね。... -
斬新なエイリアン【第9地区】ネタバレ感想と考察|差別への痛烈な風刺
「第9地区」は2010年公開のワーナー・ブラザース映画です。 これまでのエイリアン映画と一線を画した、ドキュメンタリー風の作品であることで注目を浴びました。 また「エビ」と呼ばれるエイリアンの姿は斬新かつ素晴らしいVFXで世界を魅了したことで、ア... -
【キャビン】ネタバレ感想と考察|人類の浅はかさを描いているけど、メインは名作オマージュ
「キャビン」は2012年公開のホラー映画です。 「クローバーフィールド/HAKAISHA」「オデッセイ」を手がけたドリュー・ゴダード監督、「アベンジャーズ」シリーズに携わったジョス・ウェドンによる製作とです。 映画自体は日本では大きなヒットはなくB級映... -
【アナイアレイション -全滅領域-】ネタバレ感想と考察|進化って何?多様性が行き過ぎる斬新なSF映画
「アナイアレイション -全滅領域-」は2018年公開の映画で、ジェフ・ヴァンダミアによる小説『全滅領域(英語版)』を原作としています。 「ザ・ビーチ」や「 28日後…」シリーズをダニー・ボイルとともに手がけたアレックス・ガーランドが監督をつとめてい... -
【オール・ユー・ニード・イズ・キル】ネタバレ感想と考察|タイムループの疑問は色々残るけど楽しめる
桜坂洋のライトノベルを原作として、 トム・クルーズが主演したことで大きな話題となった一作です。 2014年発表の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、「ボーン」シリーズや「Mr.&Mrs. スミス」をてがけたダグ・リーマンが監督をつとめています。...