「バイオハザードIII」は2004年に公開されたアクションホラー映画で、「バイオハザード」シリーズの第3作目です。
日本の大人気ホラーゲームを映画化した一作目が大ヒットし立て続けに公開されたシリーズ。
ゲームの世界観を楽しめるよう作りこまれているシリーズですが、個人的には本作あたりからゲームとの乖離がより目立つようになってきた印象です。

Ⅱまではゲームに寄せようと頑張ってる感があると思うのですが、Ⅲからは完全に映画路線に走っているので、好き好きはかなり分かれるかも。
ⅠとⅡの監督ポール・W・S・アンダーソンが、Ⅲでは監督から外れて製作にまわったのも、もしかしたら作用しているのかもしれません。
でも、ハリウッド女優と素晴らしい映像でゲームっぽいB級ホラーを楽しめると考えれば、見て損のない映画です!
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映画【バイオハザードIII】のクレジット
スタッフ
監督 ラッセル・マルケイ
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
製作 ポール・W・S・アンダーソン、ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ
ロバート・クルツァー、ジェレミー・ボルト
製作総指揮 マーティン・モスコウィック、ヴィクター・ハディダ、ケリー・ヴァン・ホーン
キャスト
アリス・アバーナシー-ミラ・ジョヴォヴィッチ
カルロス・オリヴェイラ -オデッド・フェール
クレア・レッドフィールド -アリ・ラーター
ロイド・ジェファーソン・ウェイド(L.J.) -マイク・エップス
Kマート -スペンサー・ロック
サミュエル(サム)・アイザックス博士-イアン・グレン
アルバート・ウェスカー- ジェイソン・オマラ
ベティ・グリア -アシャンティ
マイケル(マイキー)・ファーバー -クリストファー・イーガン
【バイオハザードIII】あらすじ
アンブレラ社によるネメシスの実験とT-ウィルス蔓延による、ラクーンシティの惨劇から数年。
結局T-ウィルスはその汚染を止められず世界中に蔓延してしまい、地球上の文明社会は崩壊し人口は激減、死とゾンビばかりの世界となっていました。
生き残った人間は、ゾンビや変異生物から逃れながらの生活。
アリスはアンブレラ社から逃げ、アメリカ各地で食料や資源を集めバイクでひとり旅をしていました。
ラクーンシティ崩壊後、再生された彼女は以前よりさらに強化された超人的能力を持ち合わせていました。
T-ウィルスにも勝る遺伝子を持ち合わせるアリスはアンブレラ社にとって最高の実験体。
彼女の遺伝子を利用して最強のウィルスを作る「アリス計画」の中心であるアリスは、アンブレラ社北米支部のアイザックス博士に狙われていました。
アイザックス博士はアメリカのどこかで放浪しているアリスをなんとか確保しようと、地下施設から衛星を操り必死に彼女を探していました。
アリスは放浪する旅の途中で、クレア・レッドフィールド率いる生存者の車列に遭遇。
ちょうどクレア一行がゾンビ化したカラスの群れに襲われているときにアリスが現れ、その超能力でカラスたちを焼き尽くします。
クレア一行の中には、カルロスやL.J.など以前ラクーンシティで仲間となった人たちもおり、一時的に安堵するアリス。
しかし食料は底をつき、新しい地を模索するクレアたち。
アリスは放浪中に得た情報で、アラスカはウィルスに侵されていない可能性があり、そこへ行こうと提案します。
すでにクレア一行は機動力も失いつつあり、ラスベガスによってガソリンや食料を得ることに。
アリスはそこへ同行することになります。
ラスベガスに到着するアリスとクレア一行。
ラスベガスは砂漠に埋もれ都市の姿はなくなっていましたが、アイザックス博士はそこに凶暴化した大量のゾンビを仕込みます。
クレア一行は急に湧いてきたゾンビたちにあっという間に食い殺されていき、その混乱に乗じてアイザック博士はアリスに仕込んだチップを衛星で操り、アリスをなんとか制御しようと試みます。
しかしアリスは仲間を殺されていくことにショックを受けて強い意志を持ち、逆に衛星を破壊してアイザック博士を追い詰める。
なんとかアリスから逃げて地下研究所まで戻ったアイザック博士は、アリス計画の研究成果を急かすアンブレラ社に怒りその視察隊を殺し、自分自身にT-ウィルスを打ち込んで「タイラント」としてネメシス以上のモンスターに変化します。
一方アリスは、ラスベガスで生き残ったクレア一行をヘリに乗せてアラスカに向かわせ、自分自身はアイザック博士の地下研究所に乗り込みます。
そこで遭遇したのは、大量のアリスのクローンでした…。
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ネタバレ感想と考察|ホラー要素ほぼなし!ゲームの重要キャラが登場
荒廃した世界で、人間らしさを問う


今回の舞台は、T-ウイルスによってほぼ壊滅した世界。
地球は砂漠と化し、かつての文明は廃墟となってしまいましたが、そんな中でも希望を失わず、”生きる意味”を模索する人々の姿が印象的です。
特に主人公アリスは、前作以上に「人間とは何か」を背負う存在として、ゲームを離れて映画オリジナル「アリス」の人間性がより濃く描かれています。
彼女はすでに普通の人間ではありません。
アンブレラ社の人体実験により、圧倒的な力と引き換えに「孤独」を宿命づけられてしまったことが、砂漠をバイクでひた走る彼女から伝わってくるんです。
そんな彼女がカルロスに再会し、現在の彼の仲間たちと信頼を深めていく過程は、ゾンビに襲われながらのパニックシーンも多いのですが「仲間ができてよかったね…」と共感してしまったり。



アリスの強さとは真逆にある人恋しさや不安が、ミラ・ジョヴォヴィッチの演技からすごく伝わってくるんです!


映画後半では、やっと絆を結べそうになった仲間たちとまた離れ、それでも進もうとするアリスの姿には、どこか切なさと強さが同居しています。
まるでゲームの後日談のような深み


地球全体が荒廃し、感染が拡大していく過程はゲームの後日談のようです。
また、クレア・レッドフィールドやカルロス・オリヴェイラといった、ゲーム版ファンにはおなじみのキャラが登場。



原作とは異なる描かれ方ですが、「もしこういう展開だったら…」というパラレルワールド的な楽しみ方も可能。
ゾンビとの接近戦や、多対一のサバイバル戦闘、さらにはボス的存在の「タイラント」など、ゲーム的な戦闘展開が満載。
ゲームの「ボス戦」「強化キャラ」「ウイルス変異」といった要素をうまく映画に落とし込んでいます。
本作でのゲームファンが「おっ!?」と思るのは、アルバート・ウェスカーの登場です。



ゲームでのウェスカーのダークヒーロー感は、映画では4以降で徐々に出てくる感じです。本作ではB級感ありありのクセ強キャラでしかないです…。


後半での、アイザック博士が多量のT-ウィルスによりタイラントへ変異しアリスと戦うシーンは、ネメシスのような凶悪な風貌も無数に伸びだす鋭い触手もゲームキャラな感じがしてワクワクするはず!
そんなゲームを踏襲した部分も注目ですが、一方で映画ならではな今作の見どころの一つは、クローン技術というテーマ。
アリス自身が自分と「同じ顔の他人」を見た時の表情は、アクション映画という枠を超えて哲学的ですらあります。
人間を管理しようとするアンブレラ社と、”生きたい”と願うクローンたち。
この対比が、ゾンビ映画の皮をかぶったヒューマンドラマとして作品に深みを与えているんです。
まとめ|映画ならではの魅力が光りだす
ⅠとⅡに続く本作は、ゲーム要素を取り入れつつ、映画ならではの深みがかなり目立ってきています。
パニックホラーとして楽しむのみのゾンビ映画ジャンルを一歩踏み越え、ドラマ要素もかなり含んできた続編となりました。
個人的にはⅢが一番好きです!



4以降はアリスの超人的能力がすごすぎて、映画とは言え現実離れが激しくて…。
ⅢがギリギリB級で楽しめるヒューマンドラマありのゾンビ映画なんです!
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