「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」は2017年に公開されたスティーヴン・キング原作のホラー映画です。
キング映画化作品でも最も有名なひとつであり、恐怖と同じくらい、友情が深く描かれています。
本作は「姿を変える恐怖」。
ピエロの仮面をかぶった「恐怖そのもの」が子どもたちを襲う物語です。
舞台は静かな田舎町デリー、失踪事件が相次ぐ中、7人の子どもたちが“それ”の正体に立ち向かいます。
ピエロのペニーワイズは映画史に残るモンスター的存在としても有名。

ペニーワイズはメイクがあることを含めても、その顔の怖さと不気味さは見事!子供が見たらトラウマになるはず…。
恐怖を乗り越えることの辛さと、乗り越えたからこそ身に付けられる強さが分かる、青春ホラーです。
キング作品の友情を描いたホラーはこちらも絶品。


同じキング作品でも、こちらは超胸クソ。


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映画【IT/イット “それ”が見えたら、終わり。】のクレジット
スタッフ
監督 アレクサンダー・ウィット
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
製作 ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ
監督 アンディ・ムスキエティ、脚本 チェイス・パーマー、ゲイリー・ドーベルマン、キャリー・フクナガ
原作 スティーヴン・キング『IT』
製作 ロイ・リー、ダン・リン、セス・グレアム=スミス、デビッド・カッツェンバーグ
キャスト
ビル・デンブロウ – ジェイデン・リーバハー
ベン・ハンスコム – ジェレミー・レイ・テイラー
リッチー・トージア – フィン・ウォルフハード
ベバリー・マーシュ – ソフィア・リリス
スタンリー・ユリス – ワイアット・オレフ
マイク・ハンロン – チョーズン・ジェイコブス
エディ・カスプブラク – ジャック・ディラン・グレイザー
ペニーワイズ / ボブ・グレイ- ビル・スカルスガルド
【IT/イット “それ”が見えたら、終わり。】あらすじ
1988年、アメリカ・メイン州デリー。
少年ジョージーが兄ビルに作ってもらった紙のボートで雨の日の通りを走らせていたところ、大雨で道路の水の流れが多すぎるあまり、下水溝から現れたピエロ「ペニーワイズ」に遭遇。
ジョージーはピエロの言葉に惑わされて溝の内側に手を伸ばしたところ、ペニーワイズは急にサメのような歯を歯茎ごとむき出しにしてジョージーの腕に噛みつきます。
そのままジョージーは下水溝に引きずり込まれて行方不明になります。
数ヶ月後、ジョージーの兄ビルは弟の失踪を信じきれず、同級生の仲間たち(リッチー、エディ、スタンリー、マイク、ベン、ベバリー)とともに調査を始めます。
仲間たちはそれぞれ「ペニーワイズ」による幻覚や恐怖体験を目撃していてました。その共通点は、「それ」が子どもたちの最も深い恐怖に姿を変えて襲ってくること。
恐怖は必ずしもピエロの「ペニーワイズ」の姿をしているわけではなく、子どもが怖いと感じる姿に変えて出現していたのです。
ベンの仲間たちには、それぞれに恐怖と感じるものがありました。
リッチー:ピエロ恐怖症
エディ:潔癖症なので汚れているものに触ることの恐怖
ベバリー:父親による物理的・性的虐待
スタンリー:宗教により束縛と威圧
マイク:過保護な母親と火災のトラウマ
ベンが図書館で調べた結果、デリーの町では27年周期で子どもの失踪や惨劇が繰り返されていることが判明。
“それ”=ペニーワイズは単なるピエロではなく、古代から存在する「恐怖を糧にする化け物」だと気付きます。
ベンら仲間たちは集まって、納屋で過去の写真をスライド映写機で映し出していると、急に映写機が異常を起こし、次々と画像が切り替わり徐々に画像の女性がペニーワイズに変わっていきます。
絶叫するベンたち。
壁に移された画像からペニーワイズがゆっくりと這いだしてきて一同は恐怖にのまれますが、なんとか危機を逃れます。
そしてついに、仲間たちがバラバラでいるタイミングを狙って、ついにペニーワイズの恐怖が彼らに本格的に襲い掛かり…。
ネタバレ感想と考察|「怖い」以外に何かある!奥深いホラー


ペニーワイズとはなんなのか
『IT/イット』はピエロの怪物・ペニーワイズに襲われるホラーでありながら、実は“子どもたちが恐怖を乗り越えていく青春物語”でもあります。
「最後まで見終わったときに、ペニーワイズって結局なんなの?」
と思ってしまう人もいるかも。



ペニーワイズは「恐怖」という概念でしかなく、作中ではいまいちスッキリしない言語化のまま進行するんです。
ペニーワイズの正体には、ラストまで明確な原因やきっかけを明示するものはなく、少年たちの推測やペニーワイズ自身の言葉により、恐怖から生まれた存在であろうことがうかがえます。
特に印象的なのは、ペニーワイズがただ脅かすだけでなく、それぞれの心に潜むトラウマや罪悪感に姿を変えて襲ってくる点。
つまり「“それ”とは、自分の恐怖そのもの」。
観終わった後にじわじわ怖くなる映画は多いですが、この作品は「自分が恐れていたものは何か」を考えさせられるような余韻が残るんです。
怖いけど、感動する。
グロいけど、切ない。
ホラー映画の枠を超えた“成長と対峙”の物語──そう言っても過言ではありません。
子役がすごすぎ!個性の光る推しが見つかる映画


子どもたちの演技力に、まず圧倒されるはず。
子供時代のホラー体験を描いているので、本作のメインキャラはもちろん子供たち。
恐らく小学6年生か中学1年生くらいのイメージだと思われますが、白人は日本人より大人びて見えることが多いためか、日本人が見ると中学2~3年生くらいには思えます。
ビル役のジェイデン・マーテルは、弟を喪った喪失感と怒りが生々しく伝わってきます。(かわいい系のイケメン!)
仲間とぶつかりながらも恐怖に立ち向かうことをあきらめないのも、自然体で演じていて印象深いです。



リッチー役のフィン・ウォルフハードは、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で超有名になった個性的イケメンです。
そして忘れてはいけないのが、“それ”=ペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドの圧巻の存在感。
目線のズレ、異様な声の揺れ、メイクだけでは表現できない肉体表現のすべてが「人間じゃない感」を強烈に印象づけています。
ピエロという記号を超えて、「恐怖の象徴」を本当に“そこにいるもの”として成立させていたのがすごいんです。
あれは演技というより、“出てきてしまった”何かに近い…。



べバリー役のソフィア・リリスも、幼さと美しさの中間にいるような魅力で、男女問わず見惚れてしまうかわいさです!
キング作品にしかない、人間の汚さが後味きれいに描かれる作風


スティーヴン・キング作品らしく、『IT/イット』も単なる怪物やホラーな映画ではありません。
差別を見て見ぬふりをする大人たち。
家庭内暴力や虐待。
過度な愛情により束縛。
少年どうしの犯罪まがいないじめ。
そんないつの時代にもありそうで、あってはならない「人間による恐怖」と「それ」は、どこかで重なっているように感じます。
人間の強欲、醜さ、幼稚さ、エゴや身勝手など、誰にでもある汚い部分が見えたとき、「それ」も一緒に顔を出すような、そんなどこにでもありそうな恐怖です。
キング作品ではよくあることですが、恐ろしいのは怪物ではなく「それを見逃す人間の無関心や闇の部分」なんです。
この映画の本質も、“恐怖の正体は自分の内側にある”というメッセージに貫かれています。
だからこそ、ラストで仲間が力を合わせてペニーワイズに立ち向かう場面が、ホラーなのにどこか感動的に思えるんです。
キング作品には、他にもホラーと感動もしくは友情が共存する名作があります。


まとめ|ホラー好きもキング好きも、友情モノ好きも見るべき
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」は、一見よくあるホラーですが、深掘りするほど味のある、怖いのになぜかまた見たくなる、不思議なホラー映画です。
夏なら友達同士で集まってみるホラーとしてもおすすめ。
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