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【IT/イット “それ”が見えたら、終わり。】ネタバレ感想と考察|ペニーワイズとは何なのか
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」は2017年に公開されたスティーヴン・キング原作のホラー映画です。キング映画化作品でも最も有名なひとつであり、恐怖と同じくらい、友情が深く描かれています。 本作は「姿を変える恐怖」。ピエロの仮面をかぶった「恐怖そのもの」が子どもたちを襲う物語です。舞台は静かな田舎町デリー、失踪事件… -
【バイオハザードII アポカリプス】ネタバレ感想と考察|アクション強めなゾンビ映画
「バイオハザードII アポカリプス」は2004年に公開されたアクションホラー映画で、「バイオハザード」の続編です。 日本の大人気ホラーゲームを映画化した一作目が大ヒットし立て続けに公開された続編。前作に引き続きゲームの世界観やキャラクターが活かされたヒット作となりました。 中でも、ゲーム内の「ジル・バレンタイン」を演じた女優… -
【REC/レック2】ネタバレ感想|明かされる感染の正体|ゾンビではなかった恐怖の根源とは
「REC/レック2」は2009年のスペイン発のホラー映画「REC/レック」の続編です。 「バイオハザード」シリーズと並ぶゾンビ映画の代表作シリーズの2作目。前作の直後から始まるストーリーなので、1を見た後にすぐ楽しめる続編になっているのがありがたい! B級ホラーの続編はキャラクターも設定も変わってることが多くて、本作のように前作の直… -
【ヘレディタリー/継承】ネタバレ感想と考察|不気味な妹の生首がトラウマ
「ヘレディタリー/継承」はは、2018年公開の映画。2000年以降の「最も怖いホラー映画」には必ずこの映画の名前が挙がります。 ホラー映画好きには絶対見てほしい、ストーリーも映像も人間も、何もかもが怖い映画。心理・宗教・家族の歪みを描いた傑作です。 監督は「ミッドサマー」も手掛けたアリ・アスター。「ヘレディタリー/継承」も「… -
【本当に怖い映画はここ】ホラー映画おすすめ21選(+胸クソ3選)|怖さ別に紹介
邦画・洋画問わず、怖くて楽しめる映画を集めました! ホラー映画選びに迷ったなら、ここで見たいものが見つかるはずです。 怖さレベル別にしているので、ホラー苦手な方から、大好きな方まで楽しみやすい映画がそろっています。 ★の数は個人的な評価なので、必ずご期待にそえるものではないことをご了承ください。 なお、この記事を書いてい… -
【28週後…】ネタバレ感想と考察|感染による家族間のバイオレンスがつらい
「28週後..」は2007年のイギリス映画です。 「28日後…」の続編であり、前作のその後の世界ですが登場人物は完全に別。冒頭のゾンビ映画っぽいパニックシーンは前作を彷彿とさせますが、それ以降は大きく作風が異なっています。 前作で監督をつとめたダニー・ボイルは本作では製作総指揮となり、ショッキングな演出は変わらず 集団心理の恐ろ… -
映画【ミスト】ネタバレ感想と考察|歴史に残るムナクソ映画|大切な人を守りたいとき、どうする?
「ミスト」は2007年公開のスティーヴン・キング原作、フランク・ダラボン監督の作品です。 スティーヴン・キングの強引だけど没入できる世界観と、絶句してしまうラストの衝撃が忘れられなくなる一作です。 登場する異世界(恐らくそういう設定)からの虫たちは、クリーチャー好きにはたまらない造形。超巨大な蜂やクモが襲ってくるシーンは… -
【フラットライナーズ(2017)】ネタバレ感想と考察|雰囲気で楽しめる怖くないホラー
「フラットライナーズ」は2017年に公開されたSFホラー映画で、1990年にヒットした同名作品のリメイクです。 1990年の作品ではキーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィンと今では豪華すぎるキャスト。 そしてリメイク版の本作でも、キーファー・サザーランドが脇役で登場しています。 本… -
【スプライス】ネタバレ感想と考察|親子のきずなをダークに突き詰めたら恐ろしい結末に
「スプライス」は2009年に発表されたギレルモ・デル・トロ製作総指揮のSFホラー映画です。 デル・トロ作品の中でもややマイナーかもしれないですが、作品にこめられたテーマやクリーチャーの個性はやはりデル・トロならでは。 本作は「ガッツリ」クリーチャーというよりも、人間っぽいリアルなクリーチャー。人間らしいからこその恐怖が、ジ… -
【キャビン】ネタバレ感想と考察|ホラー映画の登場キャラを制覇できるお得B級ホラー
「キャビン」は2012年公開のホラー映画です。 「クローバーフィールド/HAKAISHA」「オデッセイ」を手がけたドリュー・ゴダード監督、「アベンジャーズ」シリーズに携わったジョス・ウェドンによる製作とです。 映画自体は日本では大きなヒットはなくB級映画丸出しなのですが、映画ファンには強く支持されています。 それは、映画史に残る数多…
映画記事の一覧
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【ジーパーズ・クリーパーズ】ネタバレ感想と考察|説明されないままのクリーチャー|でもなぜか面白い
「ジーパーズ・クリーパーズ」は2001年のアメリカ映画。 製作総指揮はフランシス・フォード・コッポラであることで話題になった一作です。一目瞭然なB級映画ながら、ホラー好きなら見ずにはいられないのは、この監督の名前があったあったからという人も多... -
【スケアリーストーリーズ 怖い本】ネタバレ感想と考察|王道ホラーの中で、誰もが抱える葛藤を解きほぐす青春映画
「スケアリーストーリーズ 怖い本」は2019年のアメリカ・カナダ映画。 脚本・制作のギレルモ・デル・トロは第90回アカデミー賞で4冠を達成した「シェイプ・オブ・ウォーター」を手掛けたほか、「パシフィック・リム」や「パンズ・ラビリンス」などで知ら... -
タイムループもの【サウンド・オブ・サンダー】ネタバレ感想と考察|超B級映画が訴える、行き過ぎた科学への警鐘
「サウンド・オブ・サンダー」は2005年のアメリカ映画です。 「レリック」「 エンド・オブ・デイズ」などサスペン映画で定評のあるピーター・ハイアムズ監督に、キャストは「プライベート・ライアン」などのエドワード・バーンズ、往年のオスカー名優ベン... -
【クローバーフィールド HAKAISHA】ネタバレ感想と考察|リアルな人間心理とラストに隠された真実
「クローバーフィールド HAKAISHA」は2008年のアメリカ映画です。 POVがメジャーになってきた頃の作品で、とてもリアルでありながらモンスターもしっかり撮影されているという、違和感のないPOV映画です。 POVとは…「Point of View」の略で、撮影手法を指... -
【イット・フォローズ】ネタバレ感想と考察|死ぬまで追ってくるアレは「手軽な性」への警鐘?
「イット・フォローズ」は2014年のアメリカ映画です。 感染した(呪われた)本人にしか見えない「アレ」が、本人が殺されるか呪いを移すまでひたすら追い続ける…。というシンプルながら恐怖の底が深いストーリーです。 一度見ただけではそんなに怖くない気... -
【ライト/オフ】ネタバレ感想と考察|子供の頃、暗闇って怖かったよね
「ライト/オフ」は2016年のアメリカ映画です。 暗闇から迫る恐怖を描く、ジワジワ怖いホラーです。ハリウッドのよくある「ビックリ」系ホラーではなく、いつの間にか迫ってくる闇が恐怖を駆り立てます。 誰しも子供の頃は暗闇が怖ったことを思いだして、夜... -
【28週後…】ネタバレ感想と考察|感染による家族間のバイオレンスがつらい
「28週後..」は2007年のイギリス映画です。 「28日後…」の続編であり、前作のその後の世界ですが登場人物は完全に別。冒頭のゾンビ映画っぽいパニックシーンは前作を彷彿とさせますが、それ以降は大きく作風が異なっています。 前作で監督をつとめたダニー... -
【28日後…】ネタバレ感想と考察 |猛ダッシュのゾンビよりも、人が本当に怖いことを教えてくれる
「28日後...」は2002年のイギリス映画です。 監督は「ザ・ビーチ」や、「スラムドッグ$ミリオネア」「スティーブ・ジョブズ」とヒット作を作り続けるダニー・ボイル。 脚本はアレックス・ガーランドで、何度もダニー・ボイルとタッグを組んでおり、自身監... -
【MEG ザ・モンスター】ネタバレと考察|ステイサムはサメ相手でも最強
「MEG ザ・モンスター」は2018年のワーナー・ブラザースによる映画です。 絶滅したはずの古代巨大サメ「メガロドン」と、人類最強のステイサムが戦うパニックアクション映画。ステイサムはついに人間との戦いを超え、古代生物も制覇してしまうようですね。... -
斬新なエイリアン【第9地区】ネタバレ感想と考察|差別への痛烈な風刺
「第9地区」は2010年公開のワーナー・ブラザース映画です。 これまでのエイリアン映画と一線を画した、ドキュメンタリー風の作品であることで注目を浴びました。 また「エビ」と呼ばれるエイリアンの姿は斬新かつ素晴らしいVFXで世界を魅了したことで、ア...